主な取扱業務
Finance (ファイナンス)Projects
(プロジェクト・ファイナンス)
International Arbitration
(国際仲裁)
Aviation, Aerospace & Transportation - Regulatory
(航空機/航空宇宙/交通輸送・運輸)
Communications
(通信)
Construction Counseling & Dispute Resolution
(建設産業に関する紛争解決)
コーポレート
Corporate Investigations & White Collar Defense
(企業内部調査/ホワイトカラー弁護)
Energy Capital Markets
(エネルギー)
Insolvency & Restructuring
(事業再生/倒産)
International Trade
(通商法問題)
Real Estate
(不動産)
経歴
- 1993年 ロンドン大学 クイーン・メアリー校 Political Science(B.A., Hons)
- 1998年 カレッジ・オブ・ロー ロンドン校 Common Professional Examコース
- 1999年 カレッジ・オブ・ロー ロンドン校 Legal Practice Course
- 日本の大手総合商社の法務部門へ2年間出向
資格・所属
- イングランド及びウェールズ弁護士
- 外国法事務弁護士(第一東京弁護士会)
- International Association of Petroleum Negotiators
- 海外コンサルタンツ協会(ECFA)
Simon P. Barrett
バレット弁護士は、東京オフィスのシニアパートナーであり、ファイナンス部門兼エネルギー・インフラ部門の責任者の1人です。
サイモン・バレット弁護士は、エネルギー・インフラ部門における大規模な開発計画やプロジェクト・ファイナンス案件に関して助言を行っています。また、契約書の起草、作成、交渉から紛争解決のための折衝まで、プロジェクトに関するあらゆる局面において、政府・公的機関、EPCコントラクターおよびレンダーへサービスを提供しています。
25以上の国・地域で、石油・ガス、電力、化学、輸送セクターに関するプロジェクトに携わったことがあり、特に建設法に関する分野では豊富な経験を有し、Chambersなどの格付けで高評価を得ています。
エネルギー部門に限らず、規制法対応やコンプライアンス、特に贈収賄防止に関する案件も対応しています。また、エネルギー関連企業、建設企業に関し、予防措置の策定や危機管理対応に関する助言を行っております。
主な案件実績
- サウジアラビアのラービグ地区における第2期拡張計画に基づく石油精製・石油化学統合プラント事業を対象とした、52億ドル規模の合弁契約において、日本の化学品企業を代理しました。
- スリランカにおけるケラニティッサ発電所への90%の出資において、日本の商社を代理しました。
- カタールにおけるIWPPプロジェクトに基づくFacility Dガス火力発電所(250万kW)への国際入札にあたり、日本の商社を代理しました。
電力
- 英国における11億ポンドの廃棄物利用エネルギープロジェクト開発を対象とした日本の商社を代理しました。
- ラオスにおけるナムニアップ水力発電プロジェクト(289 万kW)を対象とした電気・機械・器具(MEI)のEPCパッケージ入札にあたり、日本の商社を代理しました。
- インドネシアにおけるアサハン第3水力発電所(180万kW)の各種土木工事パッケージ入札に対する日本の建設企業を代理しました。
- カメルーンのクリビにおけるIPPプロジェクトフェーズ2を対象としたEPC契約に対して国際的開発業者を代理しました。
- カメルーンのクリビにおけるIPPプロジェクトに関わる各種期間延長申請に対し国際的開発業者を代理しました。
- 中国企業との契約で生じた認証二酸化炭素排出削減量(CER)の売買取引に関する一連の紛争に対して日本の商社を代理しました。
- ギリシャにおけるCCGT発電所(435万kW)の50%を超える事業権益を取得する際に国際的開発業者を代理しました。
- 英国におけるSouth Hook LNGのCHPプラント建設契約に対して開発業者を代理しました。
- サウジアラビアにおけるシュカイクIWPP計画フェーズ2に参入した日本の商社を代理しました。
- フィリピンにおけるミラント社の発電資産に対するコンソーシアム方式による入札に関し、日本の商社を代理しました。
- イタリアでの太陽光発電所建設に関する紛争に関し、日本の建設企業を代理しました。
化学/石油化学
- 中国、フィリピン、シンガポールにおける新化学処理プラント建設に関する一連の主要EPCプロジェクトに対し、米国の化学品企業を代理しました。
- 化学品の供給に関し、トルコの買い手企業との各種供給契約に対して日本の商社を代理しました。
- トルクメニスタンでのりん酸肥料プラント建設に対し日本の商社を代理しました。
- サウジアラビアのラービグ地区における第2期拡張計画に基づく石油精製・石油化学統合プラント事業を対象とした、52億ドル規模の合弁契約において、日本の化学品企業を代理しました。
インフラ
- 九州における処理プラントの大規模改修工事に対し、日本の大手国際的テクノロジー企業を代理しました。
- 英国の軍事施設プロジェクトにおいて購入者である公的機関を代理しました。
- 日本の規制当局とのリニエンシー交渉に対し、日本の国際的エンジニアリング企業を代理しました。
- ロンドン南東部のベルマーシュ西刑務所において、そのプロジェクトカンパニーを代理しました。
- 英国の街路照明PFIプロジェクトにおいて、出資者を代理しました。
- 英国における病院PFIプロジェクトにおいて、出資者を代理しました。
- カタールのドーハにおける広域なダウンタウン再開発工事への入札に対し、日本の建設企業を代理しました。
- チリにおける脱塩プラントに対する高額スチール供給契約に関わる紛争解決に向けて金属商社を代理しました。
輸送
- パナマ運河における第3閘門プロジェクトに対するコンソーシアム方式による入札に関して日本企業を代理しました。
- ベトナムにおけるサイゴン東西ハイウェイ事業に関する追加支払い請求を巡る、国際的EPCコンストラクターとの紛争解決に向けて購入者である公的機関を代理しました。
- 新規軍用輸送船の建設および運行に関する海上輸送プロジェクトにおいて、コンサルタント企業を代理しました。
石油・ガス
- 東アフリカにおける石油開発と輸出パイプライン構想において、日本の商社を代理しました。
- トルクメニスタンにおけるガス液体燃料化(GTL)プラントに関し、日本の重機メーカーを代理しました。
- サウスストリーム石油・ガスパイプラインに関する高額スチール供給契約への入札に関し、金属専門商社を代理しました。
- 東ジャワのトゥバンにおける精油所の株式売却に関し、日本の商社を代理しました。
- トルコ、イズミルにおける50億ドル規模の精油所建設に関する合弁事業契約に関し、日本の商社を代理しました。
- ナブッコ天然ガスパイプラインの株主・資金供給契約に関し、プロジェクト・カンパニーおよびスポンサー企業を代理しました。
- ヤマルLNGプロジェクトにおいて経済制裁および契約に関する助言を行い日本の建設企業を代理しました。
- イランにおける買戻契約の再交渉に関し、日本の石油・ガス企業を代理しました。
- ブラジル、アンゴラ、ベトナム等における複数のFPSO/FSO取引に関し、日本の商社を代理しました。
- インドにおけるLNG貯蔵タンクの2基建設に関する紛争解決に向けて日本の設備機械納品業者を代理しました。
受賞・表彰
Chambers Asia-Pacific – Construction, Japan (2013-2014年, 2017-2022年) 、Projects & Energy, Japan (2021-2023年)
The Legal 500 Asia-Pacific – Construction (2012-2022年), Projects & Energy, Japan, Leading Individual (2017-2022年)
Who’s Who Legal – Construction; Who’s Who Legal Japan – Construction & Real Estate
IFLR1000 : Leading Lawyer in Japan – Banking, Energy & Infrastructure, Project Development and Project Finance
詳細については英語のBioをご覧ください