米連邦裁、「相互関税」などの緊急関税措置を違反と判断
― 控訴中につき追加関税は当面継続へ
06/06/2025
- 米国国際貿易裁判所(CIT)は、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づく追加関税は違反との判断を下しました。
- 全米を対象とした差止命令が出されましたが、控訴中のため効力は一時停止されており、現時点では関税の適用が継続しています。ワシントンD.C.の連邦地裁による限定的な仮差止命令も同様に停止中で、控訴が進行しています。輸入業者は、控訴審の動向を注視し、関税措置の変更に備える必要があります。
- 今回の判決は、通商拡大法232条および通商法301条に基づく追加関税措置には影響しません。
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